1.INVITATON(INSTRUMENTAL)
2.HOME WORK
作詞:槇原敬之
作曲:槇原敬之
今電話を切ったばかりの
君がまたかけてきた
“忘れてたごめんね大好き”
そんなの わかってるよ
会えない日々が勝負を決める
小さなことだとしても
伝えたいそう思ったら
素直な方がいいね
恋と仕事どちらかを
選ぶ人もいるけれど
僕らしくやってたら
両方とも大事だった
明日はやっと会えるね
たまには甘えてみようかな
君からのKISSが しやすいように
背中かがめてみよう
まるで夏休みの
宿題終えたあの頃のように
笑顔を味方につけて
もう君を待ってる
君のことを忘れる程
自分を思ったり
そんな小さい 秘密も今は
誇りに思うけど
背すじを伸ばしお茶を飲んでる
後姿を見ながら
どうすればもっと君に
好かれるか考えてる
あの夏に2人で
ほたるを見ていたように
つかまえたりしないで
今は君を思えるよ
目覚まし時計かけずに
ベッドにもぐり込んだ夜は
どっちが先に目をさますか
ランチをかけてもいいよ
眠そうな返事が
だんだん聞こえなくなってきても
君をずっと見つめてる
僕がきっと負けるから
神様 明日はきっと
天気になるように…
3.DARLING
作詞:槇原敬之
作曲:槇原敬之
ちょっと遅れただけじゃないかよと
言いかけた僕に
もう5回目だよねと
君がブロックをかけた
海沿いは渋滞続き
おなかもすいたけど
ランチは君のひざの上
がっちりおさえられてる
理由としては
充分すぎることを並べてるのに
まるでわかってないと言いたそうに
一瞬 僕をみただけ
Darling, My Darling
仲直りのKISSのしるし
後ろにしたキャップのつばを
君はらんぼうにもどした
Who Darling, My Darling
窓の外を見ているけど
小さな耳をすましながら
僕をうかがってる
好きだと言う言葉だけでは
かたずけられない
恋人になったからこその
ありがとうが大切
怒って帰ってもしかたない
あの暑い日射しの下
待ってくれてた姿が
風をほどいていくよ
やっと僕の
ひざにのってきたやさしさなのに
なぜてあげる気持ち忘れてると
君が今教えてくれた
思い出したよ
キャップのつばが君の
額にコツンとあたって
はじめてのKISSで笑ったこと
幸せがすぐに
逃げ出さないように
誰かが側にいる意味を
忘れないでいるよ
Darling, My Darling
仲直りのKISSをしよう
2人が笑いだせばほら
全てが味方につくよ
Who Darling, My Darling
危なくなんかないよ
KISSが終わってもきっと車は
渋滞で動かない
4.2つの願い(VERSIONⅡ)
作詞:槇原敬之
作曲:槇原敬之
今朝からずっと雨音の
すきまに耳をすましてる
TVドラマの電話と
間違えないように
内緒で二人 五泊六日
国際線の窓で見た
雲をたたえて落ちる
夕焼けが恋しい
誰かのうわさを聞いた
君を少しうたぐった
そんな自分をもっともっと
うたがいたくなる
雨がやみますように
電話がきますように
2つの願いは必ず
ひとつしかかなわない
僕の笑顔のもとは
何も君だけじゃない
新聞でロードショー探す
でもまだ迷っている
映画館を出たらすぐ
タクシーをつかまえよう
自分のために何か
思うのは久しぶり
フロントガラス雨粒を
赤信号がルビーに変える
きっと僕があげたくて
君がほしかったもの
誰かにはくだらない
ものでも両手に抱えて
大事にしてれば いつか
何か教えてくれる
雨がやみますように
そう 君がやったように
2つの願いのひとつは
この僕が選ばなきゃ
さよならと言われるより
言うほうがきっとつらい
優しさを手に入れるときは
胸が少しだけ痛い
雨がやみますように
電話がきますように
2つの願いは必ず
ひとつしかかなわない
僕の笑顔のもとは
何も君だけじゃない
着替えをしてドアを開けたら
雲間に日がさしてた
5.LONESOME COWBOY
作詞:槇原敬之
作曲:槇原敬之
原付きの鍵を探しながら
バイト仲間に じゃあねと手を振る
「今日はデートだろ頑張れよ」
返事も途中で奴は
かけて行く
早番の時だけ 夕陽が見れる
ミラーの中で街が染まってく
とてもきれいで誰かに見せたい
だけど50ccじゃ2人乗りはできない
I'M A LONESOME COWBOY
馬に乗るように
またがるバイクは Billy the KID
恋人なんて いらないよなんて
つぶやく時程
本当はほしい
帰りにちょっとスーパーによるけど
ごめんね ガソリンは
売ってないんだ
東京へ来た頃 眠れずに
つけたTVの西部劇
恋人を残して街を出る
強さが僕にはあるだろうか
I'M A LONESOME COWBOY
1人の自由を
理由にするには まだ早い
長くのびた僕の影が
いつか2人分になるように
大丈夫 そんな日がきても
おまえをちゃんと
押しながら歩くから
I'M A LONESOME COWBOY…
6.TWO MOONS
作詞:槇原敬之
作曲:槇原敬之
君の家の前で車をとめた
何かを待つ二人の静けさが
少し怖くて
馬鹿な冗談を 言って
その場を切りぬけた
Bye-Bye またね
本当はKISSをしたかった
さっきまで見ていた
海に沿った道を
も一度 通って帰る
言葉で言えない切なさよ
今日は満月
狼にもなれやしない
気弱なぼくを可愛いなんて
どうか思わないで
There are two moons
one is in the sky
the other's on the sea
I hope to be with you
everytime like this
アメリカの映画の
ONE SCENEのように
かっこよく きめたかったのに
信号待ちの間の
すきまを見つけては
君が今日僕に見せた
はじめてを数えながら
自分の暮らしもあると
どこかで言い聞かせてたり
一人きりの帰り道もきっと
大切な恋のプロセス
There are two hearts
one is living by the sea
the other's living in the city
where it's too busy to hear your voice
But it's still ringing in my ear
はいりの悪いラジオをあわせるように
いつも耳をすましているよ
There are two moons
one is in the sky
the other's on the sea
I hope to be with you
everytime like this
次の曲がり角で
海からそれてしまうけど
ボンネットに月を映していこう
7.SPY
作詞:槇原敬之
作曲:槇原敬之
おあずけになったデートに
がっかりしていたけど
偶然君を見かけた
なんて運命的な2人
おめかしと言うよりちょっと
変装に近い服で
出会った頃なら
きっと見過ごしてた
ひょっとしたら別のやつと
会ってたりして
跡をつけてみよう
イタズラ心に火がついた
だけど 信じてる 信じてる
君を信じてる
2人の日々が大丈夫だと
背中を押す
指令は下された
僕は T-shirtとやぶけた
ジーンズに身を固めたスパイ
超能力者のように
彼女をだましてやれ
「今日 あの娘と会ってたろ?」
驚く顔が見たい
高そうな車の横で
君は急に立ち止まる
運転席の男が
軽く手を上げた
僕の胸が
急スピードで高なる
君はまわりを気にしながらヤツと
キスをした
しゃれになんないよ なんないよ
悪い夢ならば
早めにさめてと
呪文のように叫んでる
真実を知ることが
こんなにつらいなら
僕は スパイになんかなれない
嘘をついてまでほしい
幸せが僕だったのかい?
涙が出てきた
今僕を笑うやつは
きっとケガをする
だけど信じてる 信じてる
どうか信じさせて
両腕がじんと熱くなる位
抱きしめた強さ
君の身体に
アザのように残ればいい
そしていつか思い出して
嘘も見抜けない程
恋に落ちた
役立たずのスパイを
8.花水木
作詞:槇原敬之
作曲:槇原敬之
最後のデートも
同じ場所で待ち合わせよう
花水木の通りの終り
線路沿いの空地でハザード出してるよ
何かを見つけた
子供のよに指をさして
こいのぼりのようだと言ってた
ペインターをぼくは選んではいた
5月でまた1つ年をとり
大人になった気分でいたけど
愛してる人に愛してることを
伝えきれないようじゃ
まだまだだめかもしれない
君の幸せを
はかれるものがもしあったなら
世界中のどこでも
僕はまだきっと探しに行く
2人でどこかへ
行くことに慣れてきても
すぐに車に乗りこまないで
運転席の僕を確かめにきていた
気がつけば今も
窓をあけてずっと待ってる
しばらくはまだ君がのこした
小さなくせで思いだすかも
うれしそうに笑う君の顔が
いつでも僕の自慢だったけど
さよなら言うことに迷いつづけて
つかれてるのに笑ってくれた
君は僕の誇り
最後のデートも
同じ場所で待ち合わせよう
新しい地図を君にあげるよ
今日が最後のナビゲイター
花水木の通りの終り
線路沿いの空地でハザード出してるよ
9.OCTAVERS
作詞:槇原敬之
作曲:槇原敬之
(Will never change forever you)
(Never change forever,yeah!)
深夜営業のレストランに
10時に待ち合わせた
もう親の車じゃないんだよと
得意気に愛車を見せる
くすぐったいような懐かしさで
最初はぎこちないけど
5分もたてば悪い 冗談
もうはじまってる
大好きな歌をつんだら
きっとだまりこむよ
あれ程通ったのに
カーブ曲る度胸がさわぐ
今日は彼女はおいていきなよ
僕らだけの秘密の場所
山の墓地を抜けたらすぐ
あの夜景が待っている
今日は車もみがいたから
ボンネットの鼻の先に
星がおっこちてきたよな
街の灯が映るよ
安いハンバーガーと自転車
天体望遠鏡
好きだ嫌いだと騒いでいた
やつらに首をかしげていた
そんな仲間の1人はもう
結婚してたりして
子供をやっと寝かしつけた後
抜け出してきた
今までずっと自分を
守り続けたよりも
もっと強い力で
誰かを守ってあげなくちゃ
次は彼女も連れていきなよ
僕らだけの秘密の場所へ
君が好きになった人なら
きっと僕らも好きになる
宝探しの地図を片手に
恋をした少年の顔が
月の灯りに照らされて
少し大人に見えた
10年先も20年先も
なんとなく側にいて
いつだって同じように
笑ってるような気がする
次は彼女も連れていきなよ
僕らだけの秘密の場所へ
山の墓地を抜けたらすぐ
あの夜景が待っている
明日にもどる離れた街で
僕の帰りを待っている
あの子にはもうみんなのこと
ずっと話してるから
いつか連れてくるよ
10.今年の冬
作詞:槇原敬之
作曲:槇原敬之
電気ストーブの低いノイズと
君の寝息がとける頃
そっとベッドからぬけ出して
キッチンでミルクをついだ
幸せを確かめたくて
眠れない夜があるね
目ざましの赤いLEDが
誕生日の日付けになった
気に入ってたセーターを
相棒の犬がかんでいて
ひどく叱りつけていたら
あげたのは私よと笑った
今年の冬も僕には
君がゆっくり積もる
この街のあたたかいものを
集めても君にはかなわない
去年の寒かった夜
雪が降った日のように
何時でもかまわずに
僕をゆりおこす君でいて
手渡しでもらう年賀状は
もちろん宛名もないけれど
二人の名前で誰かに
送る日のことを思った
からっかぜが窓をゆらす
自慢できることといえば
ポケットを君にぴったりの
手袋に変えれることくらい
新しいカレンダーには
いろんな記念日があるけど
別に何でもないときこそ
そばにいる2人でいようよ
全てに慣れることで
君がいなくならないように
言葉で伝えられなくても
僕は僕のことをがんばる
今年の冬も僕には
君がゆっくり積もる
この街のあたたかいものを
集めても君にはかなわない
僕とまちがえて君が
抱きしめて眠る犬に
少しだけやきもちをやいた
自分にてれる冬の夜
11.恋はめんどくさい?
作詞:槇原敬之
作曲:槇原敬之
ねむれない夜が
あったのは覚えてる
予感だけが胸の中に
すすきをゆらすよに吹いてた
独りぼっちにもなれて
うまくやっていたのに
流れ星のように君は
僕の前におっこちてきた
さぁ どうする?この想いは
世界を変えそうな勢い
友達はかんたんに
“いいんじゃないの”というけど
Why don't you try her love, baby?
幸せになることに
Why don't you try her love, baby?
妙に慎重になるのは
Why don't you try her love, baby?
数々の苦い思い出が
Why don't you try her love, baby?
僕をこわがらせるから
たくさんの人達が
やっていることには
それはそれで何かやっぱり
理由があるとは思うけど
ゴルフバッグの横に
並んで売ってたら
とてもめんどくさいけれど
僕は恋を選ぶだろう
だれかが 言っていたよ
僕らは生まれてからずっと
半分誰かのために
あけてあるんだって そういえば
Why don't you try her love, baby?
僕の見ているものと
Why don't you try her love, baby?
君が見ているものが
Why don't you try her love, baby?
同じかどうか気になる
Why don't you try her love, baby?
恋と認めざるをえない
想い出してごらん
試験でいい点とるのも
部活がんばったりしたのも
大好きなあの娘のため
愛する人を思って
働いたり悩んだり
自分をみがいたりするのも悪くない
ひいては 僕らが愛しあえば
未来だってかわるかも
Why don't you try my love, baby?
僕の見ているものと
Why don't you try my love, baby?
君が見ているものが
Why don't you try my love, baby?
同じかどうか確かめよう
Yes we'll be fallin' in love with each other
それから全てが始まる
12.東京DAYS
作詞:槇原敬之
作曲:槇原敬之
星空に口笛よひびけ
すばらしき毎日
例えば最初に自転車に
乗れた日を覚えていれば
新しいコトをはじめるやつを
だれも笑えやしないはず
24歳の夏にはじめて
てれもなくスケボー抱えて
河べり坂道すり傷なめる
僕に誇りを持ってる
東京DAYS何かいいこと
ないかとぐちをこぼしかけて
遊び場さがすようになったら
最後と言葉をのんだ
家具屋でみつけた緑色の
1人がけの大きないす
自分の部屋に置くとしたら
どこがいいか考えてた
そうしていつか1人分を
自然に選んでることに
少し淋しくもなったりしたけど
悪い気分じゃないんだよ
東京DAYS愛する人が
いつか現れたら僕のひざの
上にのっけてあげればいい
その先はそれから
子供が生まれたと友人が
写真付きのハガキをよこした
勇気をくれるモノはいつでも
愛を守る人達の強さ
東京DAYS
半透明のゴミ袋を抱えながら
星空に口笛よひびけ
すばらしき毎日
今日も吠えるとなりの犬に
本気でどなり返す
すばらしき毎日
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